目からウロコ!犬に服を着せる色々な理由

犬に服を着せることについては、賛否両論さまざまな意見がありますよね。我が家では愛犬むーたんに服を着せて楽しんでいますが、中には「飼い主の自己満足で犬がかわいそう。」という意見もあるみたいです。ただ、犬たちに服を着せる理由については色々な事情があるのです。私も先日知る機会があったので、ぜひここでご紹介したいと思います!

犬に服を着せることへの意見

むーたんのお洋服、購入場所をまとめました!』の記事を書いているくらいなので、私はもちろん愛犬に服を着せることに抵抗はありません。ただ、小型犬と一緒に暮らしたことがないと、犬に服を着せることについて疑問を感じる方は多いみたいです。実はむーたんパパもむーたんと一緒に暮らすまでは、「犬に服を着せるなんてどうかしてる。」という人でした。今では一緒になって可愛い服を選んでくれていますが…(笑)

たしかに、小型犬事情をよく知らないと、不思議に映るのかもしれませんね!

全然知らなかった!犬に服を着せる驚きの理由

むーたんは寒がりなので、冬になると服を着せていました。しかし最近、トリマーさんや他の飼い主さんたちとお話をする中で、愛犬に服を着せることには色々な理由があることを知りました。

犬の中には寒がりな子もいます

犬の被毛は大きく分けて、下毛のないシングルコートと下毛のあるダブルコートの2種類があります。

ダブルコートの犬は、寒くなるといつもの毛の内側に保温効果の高いフワフワの毛が生えます。羽毛のように暖かな下毛のおかげで寒さに強いのです。一方、シングルコートの犬たちは寒くなっても暖かい下毛が生えてきません。そのため、抜け毛が少ない代わりに、寒さにとても弱いのです。

ヨークシャーテリアはシングルコートなので、我が家のむーたんはとっても寒がり。以前、寒がりむーたんに大いに振り回されたエピソードを記事にしているので、そちらもぜひ読んでみてください^^

▶︎ 寒がりむーたんの気まぐれ

毛の飛び散り防止

柴犬やポメラニアンなどのダブルコートの犬は、季節の変わり目になるとごっそり毛が抜けます。豆柴2頭と暮らしている友人の話によると、換毛期(毛が抜け替わる時期)になると、朝に掃除機をかけても、お昼には毛の塊がたくさん落ちているそうです。

換毛期はたくさんの毛が飛び散るので、愛犬と一緒にお出かけするときは、周りの人に配慮して服を着せている、という方もいました。

実は暑さ対策に有効なケースも

反対派の中には「毛皮を着ている犬に服なんか着せたら、暑くてかわいそう。」という意見もありました。しかし、暑さ対策で服を着せている飼い主さんたちもいるのです。

先日のトリミングでトリマーさんから「体の毛を短く刈るサマーカットは、一見涼しげに見えるものの、実は犬にとっては余計に暑くなるカットなんですよ。」と教えてもらいました。人間が熱中症対策で帽子をかぶるのと同じように、犬も太陽の光が直接肌にあたらないほうがいいそうです。毛の少ないスムース系の犬が、暑さ対策として服を着ていてもおかしくないのです。

また、お散歩中に出会った飼い主さんも、暑さ対策の一環で愛犬に服を着せていました。その飼い主さんと一緒に暮らしているのは全身真っ黒のミックス犬。毛の黒い犬は色が薄い犬に比べて、太陽にあたるとすぐに暑くなってしまうそうです。色の薄い服を着せて、暑さ対策をしているとおっしゃっていました。

この情報は目からウロコでした!!確かに人間も太陽の下にいると、頭から暑くなっていきますもんね!

暗い場所でも目立つように

さらに、そのミックス犬の飼い主さんはこんなこともおっしゃってました。

うちの子は毛の色が黒いから、夜のお散歩では闇に溶け込んでしまって危ないんです。明るい色の服を着せておけば、他の人もすぐに見つけられるでしょう?

なるほど。確かに…。

ちなみにそのミックスちゃんは、元保護犬だそう。その子の着ていた服は、買った金額の一部が保護団体に寄付されるものらしく、とても愛に溢れた飼い主さんだなと感じました。

最後に

我が家ではむーたんが寒がりなので、冬のお出かけでは必ず服を着せていますが、他にも色々な考えから、愛犬に服を着せている飼い主さんがいらっしゃるようです。思いやりに溢れた考え方がとっても素敵だったので、たくさんの人に知って欲しくてご紹介させて頂きました♡