ヨークシャーテリアは子犬の頃から毛の色がどんどん変化していき、一生のうちに7回変わると言われています。我が家の愛犬むーたんは今年で5歳になりますが、これまでたくさんの変化がありました!写真で見比べるのが一番分かりやすいと思うので、今回は愛犬むーたんの子犬の頃からの写真を集めました♪
目次
ヨークシャーテリアの毛色はスチールブルータン
柴犬やダックス、チワワなどの犬種ではいろいろな毛色がありますが、基本的にヨークシャーテリアの毛色は一種類です。それがダーク・スチール・ブルー&タンという毛色。聞き慣れない言葉ですし、「つまりは何色?」という感じなのですが、血統書を発行しているJKCによると以下の通りです。
ダーク・スチール・ブルー(シルバー・ブルーではない)はオクシパットから尾の付け根まであり、フォーン、ブロンズ又はダークな毛と混ざることは決してない。胸の毛色は鮮やかな光沢のあるタンである。タンの毛は中間よりも根元の部分が濃く、毛先に行くに従い、明るめの色調となる。
うーん、ちょっと難しいですね(笑)
オクシパットというのは後頭部、スチール・ブルーは青みがかったグレー、タンは淡い茶色のことなので・・・
美しいヨークシャーテリアの毛色というのは、
後頭部から尻尾までの胴体は青みがかったグレー一色、胸の毛色は光沢のある淡い茶色
ということなようですね。
むーたんはグレーとタンではなくシルバーとゴールドなので、血統書的な価値観でいうとイマイチなのかもしれません。でも、太陽に当たってキラキラ輝くむーたんはとってもキレイで、私は大好きです♡
ヨークシャーテリアの毛色の変化
さて、ではここから実際に愛犬むーたんがどのような変化を遂げていったのか見ていきましょう。写真で見ると変化がわかりやすいので面白いですよ♪
まっくろくろすけな子犬時代
これは初めてむーたんと出会ったときの写真です。お口周りや耳の先に茶色い毛が少し混じっていますが、全体的に真っ黒!これは「ブラック&タン」と呼ばれる毛色で、ヨークシャーテリアの子犬はみんなこんな色をしています。
そレからこれはむーたんが初めておうちにやってきたときの映像。体は真っ黒で、両方のお耳が垂れているの、わかりますか?
お顔の色が徐々に変化!
成長とともにお顔の白い毛がだんだん増えてきました!でも眉間にある黒い毛はなかなか消えません。これがのちにむーたんのトレードマークになっていきます。お家に来た頃は垂れ耳だったのに、ぴーんと立つようになりました。
さらに白い毛が増えると、茶色い毛が薄くなって金色っぽくなってきました!この頃には眉間の黒い毛が独立して、ポチッとした模様のように見えます♡
お顔の色がさらに抜け、ついに金色になりました!眉間の毛も色は薄くなりましたが、銀色になってポチッと残っています。
体の色がグレーになってきた
真っ黒だった体の毛が徐々に白っぽくなってまさに青みがかったグレーになりました!この時期、「あれ?なんだか体が白っぽくなってきたかな?」と思ってトリミングに行くと、黒くなって戻ってきていたので、毛先から少しずつ白っぽくなっていくのかもしれませんね。
そして金色と銀色に
そこからさらに色が抜けて、お顔と手先が金色に、体が銀色になりました。これがむーたん4歳の頃。かろうじて残っていたトレードマークも、今は完全になくなってしまいました。
ヨークシャーテリアの毛はシングルコート
犬の被毛にはシングルコートとダブルコートの二種類があります。ヨークシャーテリアの被毛はシングルコートという下毛がないタイプなので、抜け毛が少ないかわりにとっても寒がり。冬はお外に出るだけでガタガタブルブルします。また、毛が抜けずに伸び続けるので、定期的なトリミングも必要です。
我が家では1ヶ月に1回くらいのペースでトリミングをお願いしています。「むーたんのトリミングをしてくれるトリマーさんのお話」もよかったら読んでみてください♪
一方、ダブルコートという被毛は、柴犬やポメラニアン、ゴールデンレトリーバーような犬種で見られます。寒くなると、いつもの硬い毛の下に、柔らかくてフワフワした下毛が生えてくるようになります。このダウンのようにあたたかな下毛に覆われているおかげで、シングルコートの犬と比べると寒さには強いです。
犬ぞりを引く犬のように、寒い地域で活躍している犬たちは確実にダブルコートですね!暖かくなってくると下毛はごっそり抜け落ちるため、冬も夏も快適に過ごすことができます。むーたんはこんな雪山、寒くて絶対に歩けません。ただ、柴犬と暮らしている友人によると、毛が生え変わる換毛期はお部屋のお掃除がとても大変だそうです。
最後に
ヨークシャーテリアは被毛の美しさから歩く宝石と呼ばれています。むーたんの毛色もどんどん変わって、本当に宝石みたいにキレイな色になりました。でも真っ黒の時もやっぱり可愛い…♡毎日見ているとわかりにくいですが、こうやって振り返ってみると変化がよくわかって楽しいですね。