愛犬の爪が折れた!折れた原因と必要な処置について

愛犬むーたんの爪が折れたのは、実は今回で2回目。気をつけていたつもりなのに、再び怪我をさせてしまいました。今回は愛犬の爪が折れたときの治療の様子をレポートしたいと思います。

突如足を引きずり出した愛犬むーたん

遊んでいる途中に・・・

お昼ごはんの後におんまる君で遊び、日が暮れる前にお散歩に行くのが、私とむーたんの日課です。しかし先日、いつものようにおんまる君と遊んでいたら、突然むーたんの動きがのろくなり、片方の後ろ足を引きずりながらひょこひょこ歩きだしたのです。

むーたんの怪我防止のために、我が家ではフローリングの上にコルクマットを敷いています。今回もコルクマットの上で遊んでいたのですが、突然足を引きずるようになりました。

どこに異常があるかわからない

びっくりして「どうしたの?」と声をかけると、むーたんは目をしぱしぱさせ、お耳をぺったんこにして、必死にこっちに歩いてこようとします。むーたんは具合が悪くなると、こうして私の方に寄ってくるので、きっと今回もどこか痛いのだろうということだけはわかりました。

足を触ろうとすると嫌がるので、しばらくそっとしておくと、そのうち何事もなかったように歩き出しました。再びおんまる君で遊ぼうとします。出血している様子もなく、その日はもう動物病院は閉まっていたので、一晩様子を見て翌日病院に連れて行くことに決めました。

なんだか元気そう

朝起きてからも、むーたんの様子は絶好調でした。足を引きずっていたのが信じられないくらい、元気に跳ねまわっています。別に動物病院に行くほどではないかも…と思ったりもしたのですが、もし放置して悪化してしまったら嫌なので、念の為診察してもらうことにしました。

お家から徒歩5分くらいの動物病院には、お散歩がてら行くことにしました。私が玄関を開けると同時に、むーたんは元気よく飛び出します。うーん、足なんともないのかなぁ・・・?

爪が折れていたことが発覚

診察台での悲劇

動物病院に着くと、さっきまでルンルンしていたむーたんが、猛烈にブルブルし始めました。やっぱり動物病院は怖いみたいです。診察室に入って私が獣医さんに事情を説明している間も、むーたんは激しく震えていました。

先生はむーたんの足のどこが悪いのかを調べるため、むーたんを診察台の上に横たわらせました。片足ずつゆっくり伸ばしたり縮めたりして、丁寧に診てくれました。診察台から必死に起き上がろうとするむーたんを看護婦さんが固定し、右の足が終わったら反対方向に倒して左足をチェックし、最後に仰向けにしようとしたところで、先生が「あっ…!」と言いました。

なんと、恐怖のあまりむーたんはおもらしをしてしまったのです。優しい先生なんだけど、むーたんからしたらやっぱり怖いよね…。

先生ごめんなさい;;

診察の結果

むーたんが落ち着くのを待って、今度は看護婦さんと一緒に私も固定する係にまわり、むーたんの頭をよしよししながら、「怖くなーい、怖くない。大丈夫、大丈夫。」と優しく声をかけてあげました。ブルブル震えてはいましたが、さっきのように暴れようとはせず、なんとか診察が終わりました。結果、左足の薬指の爪が折れていました。念の為、動物病院に連れてきてよかったです。

爪が折れていたときの処置について

出血があった1回目

初めてむーたんが爪を折ったのは、おもちゃを追いかけて玄関に置いてある靴の上に突っ込んだ時でした。親指の爪を根元から折ってしまったのです。犬の親指の爪は足先から離れた場所についているため、折れやすいのだと獣医さんは言っていました。

その時は根元から爪が折れてしまっていて、出血もしていました。こうなると折れた爪を一度抜かないといけないそうです。爪を抜くなんて、絶対痛いに決まってます。こんな小さいむーたんに痛い思いをさせるのがかわいそうでかわいそうで、私はかなり動揺してしまいました。

そんな私の動揺っぷりを見た先生から、待合室で待っているよう促されます。でも外で待っている間、診察室の中から「キャンッ!」と叫ぶむーたんの声を聞いて、私は思わず涙ぐんでしまったのでした。

軽症だった2回目

今回は幸いにも爪の先の方が折れていたので、折れている部分だけ爪切りで切ってもらうだけで済みました。特に出血することもなかったので、お薬などは出されず、このまま様子見ということになりました。

1回目の事故があってから、玄関の靴はきちんと片付けて、むーたんが怪我をしにくい環境を整えた(※『愛犬に元気で過ごしてもらうためのお部屋づくり』参照)のですが、再び爪が折れる事故が起きてしまいました。とはいえ、1回目のようなひどい怪我にならなくて、本当によかったです。

その後のむーたんはというと…

病院から帰ってきたあと、むーたんはグッタリと力尽き、早々にベッドを占領して寝ていました。痛みがひどかったというよりも、病院での恐怖で疲れ切ってしまったようです。

次の日、大好きな朝ごはんを求めて、普通に飛んだり跳ねたりできるようになっていましたが、テンションが上がりすぎて治療したばかりの左足を壁にぶつけ、痛そうに目をしょぼしょぼさせています。

もう、、ほんとに鈍臭いんだから・・・。そういうところも可愛いんだけど、怪我しないように気をつけてほしいです(^^;