愛犬に元気で過ごしてもらうためのお部屋づくり

むーたんと暮らすようになってから、お掃除が苦手だった私は、いつもお部屋を綺麗に片付けるようになりました。その上で、むーたんが居心地よく暮らせるように、色々な工夫もしました。ここでは、私がお部屋づくりで工夫したことをご紹介したいと思います^^

食べると危険なものは厳重に管理

犬が食べると危険なものはいっぱい!

むーたんを迎えてから知ったのですが、犬が食べると危険なものは、私たちの身近なところに数多く存在しています。いつもの料理に使う玉ねぎやニンニク、おやつでよく食べるガムやチョコレート、人間用の薬から観葉植物などなど…。普通に私たちが口にしているものが犬にとって猛毒となることもありますし、犬は私たちが思ってもみないものを平気で口に入れたりします。

むーたんが命を落としかけたロキソニン事件」で命拾いしたむーたんが、健康で快適に過ごせるよう、私たちは危険物に近づけないように徹底しています。

薬は缶の中にしまう

人間の薬を犬が食べると非常に危険です。実家のわんこも母が服用していた薬を誤飲してフラフラになった事がありましたし、友人の飼っているシェルティーちゃんも、器用にビンを開けて中の薬を食べ、むーたんと同じ急性腎不全で緊急入院となった子がいました。

そのため、我が家では二度と同じ過ちを繰り返さないために、缶の中に薬をしまい、さらにその缶を扉付きの棚の中にしまって厳重に管理しています。観葉植物用の殺虫剤など、むーたんが口にすると危ないものは、同じくこの棚の中にしまっています。

ガムは引き出しの奥の方に

 

玉ねぎやチョコレートなど、犬が誤飲すると危険な食べ物はたくさんありますが、中でも少量の摂取で死に至るのがキシリトールです。キシリトールいえばガム。銀紙に包まれていい匂いがするので、床に落ちていたら絶対に拾い食いされそうな予感がします。

ランニング中にガムを噛むと痩せやすいという噂を聞いて買ってみたのですが、怖いので普段は引き出しの奥の方にしまっています。

観葉植物にも注意!

犬が食べると危険な植物もあるので注意が必要です。すずらんやヒガンバナ、百合などをはじめとして、有毒成分を持っている植物はたくさんあります。また、観葉植物を植えている土も誤飲すると危険だそうです。

我が家ではベンガレンシスという観葉植物を育てているのですが、土に殺虫剤を混ぜていることもあり、むーたんが口にしないように鉢を台の上に乗せて、むーたんが届かないように調整しています。むーたんが好んで植物や土を食べることは考えにくいですが、念には念を入れておいて困ることはありませんからね!

ちなみにこの台はニトリで購入しました。愛犬と暮らす上で、ニトリはとっても強い味方です!

その他

愛煙家の方はタバコの置き場所にも注意が必要です。タバコを消した水にも毒性が含まれているため、絶対に犬を近づけないようにしましょう。毒性がなくても、ぬいぐるみの綿や押しピンなどを飲み込んで内臓を傷つけたり、窒息したりすることもあるので、基本的にはものを外に置きっ放しにしない方が安心です。

体に負担をかけない家具を配置

特に小型犬の子犬は要注意

写真だと毛でモコモコしていて少しわかりにくいのですが、小型犬の足ってとても細いんです。特に子犬の頃はまだ完全に骨ができあがっていないため、床で滑って転んだり、ベッドやソファーから飛び降りただけで骨折する子も多いそう。また、小型犬は膝の骨(お皿の部分)がうまくかみ合わなくなる「パテラ」を発症することも多く、重症化すると歩けなくなってしまうこともあります。普段の生活の中で足に負担がかからないよう、注意してあげなくてはなりません。

滑るフローリングにはマットを敷く

むーたんは、投げてもらったおもちゃを走って取りに行く遊びが大好きです。家の中ではかなり激しく遊ぶので、床がフローリングのままだと滑って転んでしまうこともありました。むーたんがダッシュするのは細長い廊下なので、通常のカーペットは使えません。色々試してみた結果、ニトリのコルクマットに落ち着きました!

コルクマットは切って使えるので、サイズが合わなくても問題ありません。我が家では玄関からキッチンまで、ずらりとこのコルクマットを敷いています。コルクマットの下には同じくニトリの滑り止めを敷いているのですが、これが全然滑らないんです!今までいくつかタイルマットを使ってみましたが、これが一番滑りにくく、汚れも目立たないため気に入っています。

お家で使用しているもの:ニトリのコルクマット

ただ、コルクマットは結構厚みがあるため、ドアの開閉には邪魔になります。そこで我が家では遊ぶとき用のマットを作って、遊ぶときはドアを開けて敷くようにしています。

↓↓↓ こんな感じです ↓↓↓

<遊ばないとき>

<遊ぶとき>

飛び降りる用のクッションを置く

ベッドやソファーから飛び降りると、膝に大きな負担がかかります。飛び降りた時にフローリングで滑ると非常に危険なので、我が家ではラグを敷いていますが、年を取った時に関節炎になったらかわいそうなので、さらにクッションも置いています。一時期スロープを置いたこともあったのですが、むーたんはスロープに見向きもせず飛び降りていたので、やむなく撤去しました。

ソファー前のクッションはむーたんの第二の寝床になっていて、たまーにベッドではなく、こっちのクッションをほりほりして、そこで丸まって寝ています。

意外な盲点

むーたんと遊ぶ時、リビングから玄関に向かっておもちゃを投げます。むーたんは猛ダッシュで廊下を駆け抜け、おもちゃがある場所に靴が散らかっていても構わず突っ込みます。

以前、パパの革靴と私のハイヒールに突っ込んで、親指の爪が引っかかって折れたことがありました。かかりつけの動物病院に連れて行ったところ、折れた爪を治療するには抜くしかないと言われました。爪を抜くのはとっても痛いそうです。当たり前ですが…。それからというもの、むーたんと遊ぶときは必ず靴を片付けるようにしています。

最後に

子犬時代から色々な事件が起こるたびに少しずつ改良していったこのお部屋は、今ではむーたんが安心して暮らせるようになっています。これから新しい家族を迎えようと考えている方、まだ子犬を迎えたばかりの方は、ぜひ参考にしてみてください♪