今朝、我が家ではものすごく険悪な空気が流れていて、家族全員ぎすぎすした感じになっていました。最後は思いもよらない形で平穏な時間が戻ってくるのですが、それがあまりにも意外な感じだったので面白エピソードとして記録しておきたいと思います。
目次
嫌なことが重なる日
一つ一つのダメージはそこまで大きくないのに、嫌なことが積み重なってものすごく気分が荒むときってありませんか?例えば髪をうまくセットできない、ギリギリのところで電車に乗り遅れる、食べ物をこぼす、忘れ物をする、人にぶつかるなどなど。一つだけなら「あーあ。」で済ませるようなことが、たまに立て続けに起こることがあって、そんなときは「あ、今日なんだかよくない日だ。」なんて思ったりします。
今朝は家族みんな「よくない日」
私に起きた不運
今朝、ごはんを作る準備をしていた私は、冷蔵庫の中に置いてあったキムチを取ろうとして手を滑らせ、冷蔵庫の中に真っ赤なキムチをぶちまけてしまいました。その後、お米を洗っているときにコントロールをミスって米粒を大量に流してしまい、ネット購入したPC用のブルーライトカットフィルムが届いたので付けてみたらサイズが合わず、さらには紅茶を淹れようとして準備をしていたらポットの蓋を落として割ってしまいました。
むーたんパパに起きた不運
パパに何があったのかはよくわかりませんが、洗面所で準備をしていて何かあったのでしょう。イライラした状態でリビングに戻ってきました。その後、仕事の準備をしようとカバンを開けたら、以前私がおやつ探し物ゲームをしていたときに隠していたむーたんのおやつがカバンの中から大量に出てきてイライラ。ごはんを食べようとしたら醤油が白シャツにはね、ティッシュでシミをぽんぽんしながらイライラ。シミを落としてごはんを再開したら、今度はお味噌汁が白シャツにはねてイライラするという、私に負けず劣らずの不運に見舞われていました。
イライラの相乗効果
私もパパも短気な性格で、お互い相手がイライラしている状況には慣れっこなので、相手がイライラしているときはが落ち着くまで無視して、何事もないように過ごすことができます。でも今朝は、二人とも非常にイラついていました。自分がイライラしているときに険悪な空気を醸し出してくる人が近くにいることで、さらにイライラするという悪循環。家庭内はかなり嫌な空気に包まれていたと思います。
我が家の天使、むーたんの存在
むーたんに伝わる空気
短気な私たちがなぜ平穏な日々を過ごせているかというと、むーたんの存在が非常に大きいです。私たちがイライラしていると、むーたんは可愛いおめめをしぱしぱさせて、ものすごくわかりやすくオロオロします。そんなむーたんを見ていると申し訳なくなってきて、お互いにイライラした気持ちを鎮めざるを得ないのです。
必死に続く消化活動
イライラしている真っ最中に、むーたんが「あそんであそんで」と言ってきました。むーたんは何も悪くないし、いつも遊んであげる時間だったので、私はできるだけ心を鎮めてむーたんと遊んであげることにしました。でも気持ちは荒んだままです。
むーたんパパもイライラした気持ちを鎮めようと、「今日はお互い嫌なことが続く日だな。」なんて話しかけてくれましたが、やはりまだ心の平穏は取り戻せていないようです。二人ともなんとか心を落ち着かせようと、無邪気に遊ぶむーたんの様子を眺めていました。
むーたんのおかげで落ち着いてきた
むーたんと遊んでいると少しずつ気持ちが落ち着いてきました。真剣におんまる君をブンブンしているむーたんは、可愛くて可愛くて天使のようです。始めはイライラしながら遊んでいた私でしたが、楽しそうなむーたんを見ているとだんだん気持ちが落ち着いてきました。
やがて、たくさん遊んだむーたんが疲れてヘレヘレになってこんな顔をする頃には、パパもだいぶ落ち着いてきたようです。おんまる君遊びを一旦休憩にして、私はパパに話しかけました。
「今日は一緒にお散歩行けそう?」
「うーん、今日はミーティングが夜遅くまで詰まってるから難しいかな。二人で行ってきていいよ。」
そんなことを話していたら、突如ぷーんと💩の臭いが漂ってきました。
「わ、なんか急に臭いな。むーたんおトイレ行ったの?」
そして私がトイレの様子を見に行こうとしたとき、パパが叫びました。
「危ない!うしろ!!!」
想定外の展開
まさかのむーたんに飛び火
振り返ると私のすぐ後ろに、特大の💩が二つ落ちていたのです。あと少しパパが気づくのが遅れていたら、思いっきり踏んでしまうところでした。
「え、、えぇっ?!なんで??いつ?!」
遊んでいる途中は何もなかったのです。遊び終わって休憩に入って、私とパパが会話をしている途中、むーたんは私が座っている真後ろに💩をしたのでした。むーたんは怒っている時、納得がいかない時、自分の気持ちを表すために💩をすることがあるのです。
お誕生日会なんて大キライ②(※『お誕生日なんて大キライ②』参照)
即座にごめんなさいのむーたん
「ちょっと!むーたん?!なんでこんなところにするの?さっきまで楽しく遊んでたじゃん!!」
私が声を荒げると、むーたんは小さくなって椅子の影に隠れてしまいました。そして私が片付けているとのそのそ出てきて、すりすりしながらごめんなさいアピールをしてきます。
むーたんは謝るとき、いつもこんな感じですりすりしてくるのです。
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すぐ謝るくらいならやるんじゃねーよ!(怒)と思いつつ、むーたんの謝り方が可愛すぎて、すぐに気分が直ってしまうのでした。
寂しかったむーたん
午前中のおんまるタイムは、むーたんにとって楽しい時間になるはずでした。パパがリモート会議している間はいい子にしていたから、遊ぶときは思いっきり楽しく遊べると思っていたのです。それなのにパパもお姉ちゃんもイライラして、むーたんの楽しい時間は不穏な空気に包まれてしまいました。そんなの納得がいきません。それで衝動的に💩をしました。でも怒られるとわかっていたので、むーたんはすぐにしょんぼりしてしまったのでした。
そんなむーたんの気持ちがよくわかったので、私は謝ることにしました。「むーたん、ごめんね。怒ってないよ。寂しかったんだよね。ごめんごめん。」
私がそう声をかけると、むーたんが足の間に飛び込んできました。
「うわぁああぁぁ!!」という声が聞こえてきそうなほど、必死にすりすりホリホリします。
「いいよいいよ、ごめんね。もう怒ってないからね。また体力が戻ったら、一緒に遊ぼうね。」
ひとしきり私の上ですりすりホリホリしたむーたんは、しばらくしてやっと落ち着きました。パパにもなでなでしてもらって、ようやく心が落ち着いたようです。
最後に
私たちのイライラはむーたんにも飛び火し、私は危うく、むーたん爆撃💩を食らうところでした。でも、そんなむーたんの様子がかわいそうで、そして可愛くて、私もパパも心がほっこり。結局むーたんのおかげで平穏な時間が戻ってきたのでした♡