魔法の掃除機

私は寝起きが非常に悪いです。

基本、目覚ましがなっても起きません。

むーたんに顔の上を歩かれても起きません。

やっと起きてシャワーを浴びても、なかなかシャキッと目が覚めません。

浴室に入って10分後くらいにようやく頭がスッキリする、なんてこともよくあります。

目覚めてない間はボーッとしていることがほとんどですが、たまに機嫌が悪くなることもあるようです。(正直寝ぼけてる時はあんまり記憶にありません…)

 

 

 

 

 

 

一方、むーたんはというと、朝はごはんをもらえる時間なので、異常に寝起きがいいです。

私が明け方トイレに起きたら必ずキッチンで待ってるし(※『真夜中のトイレ』参照)、

パパが目覚めようとするとその雰囲気を察知して飛び起きるし、

パパが起きたらついでに私のこともがんばって起こそうとします。

私に負けず劣らずマイペースなので、私の機嫌が悪くてもお構いなしにごはんをねだりにやってきます。

 

 

 

 

 

 

パパが起きて、むーたんにごはんをあげてお風呂に入ったら、ここから私とむーたんの戦いが始まります。

超絶寝起きの悪い私 VS 超絶食欲旺盛なむーたん

一度目が覚めてしまえば、私は機嫌よく目覚めてむーたんにごはんをあげます。

でも目が覚めないと、いつまでもお布団から出ないし、たまにむーたんに怒っているときもある気がします。

正直あんまり覚えてないけど。。(2回目)

 

 

 

 

 

むーたんと私の勝負はどちらかが勝つまで終わりません。

無事むーたんが私のことを起こしてくれるか、むーたんが諦めてしまって私が寝坊するか、確率は半々です。

でも私にはとっておきの手段があります。

それは・・・

 

 

 

 

 

 

魔法の掃除機✨

むーたんがぴよぴよ言いながらやってきたら、お布団の入り口をヒュイっと持ち上げます。

お布団の中には湯たんぽもあるし、私もいるのでぬっくぬく。

むーたんはまるで吸い込まれるように、お布団の中へ入って行くのです。

 

 

 

 

お布団の中に吸い込まれたむーたんの図。

こうなるといくら食欲旺盛なむーたんでもなかなかお布団から出ることはできません。

お布団の中は暖かくて、ついでにお姉ちゃんにお腹をなでなでしてもらえて気持ちがいいからです。

 

 

 

 

 

しかし残念なことに、この魔法の掃除機を発動できるかどうかは、私の意思ではコントロールできません。そのときの私はほとんど寝ていて、ただ条件反射的に動いているだけだからです。

ただ、寝ぼけてほぼ無意識の中、お布団を持ち上げると瞬時に吸い込まれて行くむーたんの様子を見て、「あー、可愛い。魔法の掃除機みたい…Zzz。」と思ったことを覚えていたので、きちんと書き留めておくことにしました^^