むーたんが野生で生きていない3つの理由

犬の祖先はオオカミ、なんですよね?厳しい大自然の中でたくましく生きる、強くて美しいあのオオカミが、へなちょこむーたんの祖先なんですよね??むーたんと暮らしていると、本当にこの子はオオカミの子孫なのか、大いに疑問に思うことがあります。とても野生の世界で生きていけるようには思えないのです。

むーたんが野生では生きていけない3つの理由

日々の暮らしの中でむーたんの様子を観察していると、確実に野生(お家の外)では生きていけないな、と思うポイントがいくつかありました。ここではその理由をご紹介したいと思います。

寒いと動けない

この冬、妹に教えてもらった湯たんぽのおかげで、冷え知らずの快適な生活を送れているはずだった私ですが、購入した湯たんぽは今やすっかりむーたんのものになりました。(※『寒いのはおことわり』参照)おしりに磁石でもついてるんじゃないかと思うくらい、スーッと湯たんぽに引きつけられていくのです。

お外に出ても寒いと動けないし・・・。

以前、冬前に山でバーベキューしたときなんて、寒くてパパのコートの中から出てこなかったんです!

野犬になったら一瞬で凍死しそう・・・。

自分の力を大いに見誤る

最近他のワンちゃんに対して強気な対応をするようになったむーたん。すれ違う犬たちに「なにみてんだー!!」的な勢いで圧をかけにいきます。一体いつの間にこんな好戦的になったんだか・・・。ときには自分の二倍くらい体が大きい子に挑もうとすることもあって、私が止めてあげないと一瞬で返り討ちに遭うであろうことが容易に想像できます。

それと、無敵むーたんは車や自転車が走っている通りにためらいなく突っ込んでいこうとするので、ひとりでお外を歩くのはとても危険です。今まで何度引かれそうになったことか…。リードをつけてなければ、家を出て5分以内に確実に事故に遭っていることでしょう。

食べられるものかどうか判断できない

チョコレートやブドウなど、犬が食べると危険な食べ物を理解できず、道端に落ちているチョコチップクッキーを食べようとするのは、まだ理解できるんです。だって美味しい匂いするもんね(^^;

でも、リンゴのかたまりやビーフジャーキーのような、噛み切らないと確実に喉に詰まらせてしまうようなサイズのものを、必死に飲み込もうとするのは一体なぜなのでしょうか・・・。無理に飲み込んで呼吸困難になりかけたことも過去に何度かありました。最近は超小粒のごはんに切り替え、喉に詰まる煮干しやジャーキーみたいなおやつは廃止し、りんごもむーたん用に小さくカットして出すようにしています。お外にりんごの塊が落ちていたら、あの子はきっと一瞬で窒息してしまうでしょう。

可愛すぎてきっと保護される

もしもむーたんをひとりでお家の外に出してしまったら、おそらく一瞬で危険な目に遭うことが予想されます。でもむーたんはとっても可愛いから、きっと誰かがすぐに手を差し伸べてくれると思うんです(親バカ)。あのうるうるした瞳で見つめられたら、きっと連れて帰らないわけにいかないはずです(親バカ)。野生はまるで感じられないけど、あの可愛さできっと生き抜いていける気がします(親バカ)。