アドレナリン大放出

むーたんは色々なものが苦手で、私たち以外の人間や他のワンちゃんとなかなか仲良くできません。でも興味は持っていたので、挨拶くらいはちゃんとできるようにと思って練習を重ねた結果、お散歩中にすれ違うワンちゃんたちと、少しずつ挨拶できるようになってきました!

練習方法については『犬嫌いな愛犬のための挨拶トレーニング』にまとめてあるので、気になる方は読んでみてください^^

 

 

 

 

さて、ちょっとずつ挨拶できるようになってきたむーたんですが、動きはかなりぎこちないです(笑)

相手によってはちゃんと挨拶できることもありますが、挙動不審なこともしばしば。

 

 

 

相手が小型犬〜中型犬でおとなしく、むーたんにあまり興味を示さない場合は、とても上手に挨拶ができます。

お互いに鼻先を近づけてクンクン。

それで挨拶は終わりです。各々自分の好きな方角へと進みます。

 

 

 

一方、小型犬で積極的な子はどうも苦手のようです。しかも最近、明確に意思表示することを覚えたらしく、お腹の中に鼻先を突っ込まれたり、至近距離で長い間匂いを嗅がれると、怒るようになったのです。

今までむーたんが怒ることなんてなかったので、初めてむーたんが怒りの吠え声をあげた時、私はむーたんの声だということがわかりませんでした。むーたんが他の子に噛み付いたりすることはないと思いますが、念には念を入れて、積極的な子の飼い主さんには早めに、「うちの子怖がりなので、もしかしたら吠えちゃうかもしれません。」と伝えるようにしています。

 

 

 

ごく稀に、体の大きい子と挨拶をすることもあります。

私自身は大型犬も大好きなのですが、やはりむーたんとは体格差がありすぎるので、基本的にはあまり近付かないようにしています。ただ、相手がとてもおとなしい子だったり、何度も会ったことがある子であれば、挨拶させてもらうこともあります。

体の大きい子が相手の時、むーたんは自分から近づいて行っているにも関わらず、いつも以上に動きがぎこちなくなります。お耳をぴーんと立て、おめめをいっぱいに見開いて、向こうが匂いを嗅ぎ終わるまで完全にフリーズ。

置物のように固まったむーたんを少しクンクンすると、大型犬はそのまま我が道を進んでいきます。そして解放された直後、むーたんはアドレナリンが大放出するのです。

 

鼻息がふんかふんかと荒くなり、ものすごい力でリードを引っ張ってまっしぐらに進んでいきます。その背中からは、「うぉーーーー!!!やったぞーーーー!」という声が聞こえてきそう(笑)。

ちょっぴり怖いのをがんばって乗り越えたという心意気が伝わってきます。

 

 

 

ちなみにむーたんの鼻息レベルは全部で4段階あります。

  1. 普段はくんくん
  2. ちょっとテンション高めなときはふんふん
  3. 真剣にごはんを探したり、散策を堪能しているときはふんすふんす
  4. そして大興奮のときはふんかふんか

鼻息にも微妙な違いがあるので、よくよく注意していると面白い発見があるかもしれません^^