次の4月でむーたんは6歳になります。人間の年齢で換算すると40歳くらい。あっという間に私を追い抜いてしまいました。ずーっと赤ちゃんのように見えるのに。このまま時間が止まって欲しいと思うけど、そんな魔法は使えません。今からむーたんのいない生活がとてもとても不安です。
目次
愛犬とのお別れを考える
やばい飼い主
むーたんが1歳の頃、私はペットロスの話をされるだけで泣けてきて、「むーたんは死なないから大丈夫!」とか言ってる結構やばい飼い主でした(笑)むーたんが大人になるにつれて私も落ち着いてきて、「いつかはお別れの日がやってくる」という現実に、少しずつ向き合えるようになっていきました。
Qooppyの運営を通じて
特に、シニア犬のためのペットメディア『Qooppy』を手がけるようになってからは、より現実的に将来のことを考えられるようになりました。可愛いクーピーちゃん(※幸せなシニアライフを送っているわんこのことをそう呼んでいます。)たちのリアルな暮らしに触れて、クーピーちゃんならではの魅力を知ることできましたし、素敵な先輩飼い主さんにも出会えて、むーたんが年を取ったときには、私もこんな飼い主なれたらいいな、と考えられるようになりました。
そして、そんな飼い主さんとクーピーちゃんのお別れを見守るという経験を通じて、むーたんとのお別れについてきちんと向き合い、少しずつ心の準備ができているように思います。
もう一匹子犬を迎える計画
お迎えするなら今のうち
同じようにむーたんを溺愛しているパパは、私よりもきちんと将来に向き合えているようです。「むーたんがいなくなるのは仕方ないこと。むーたんが思いっきり生きてくれるならそれでいい。」そんな感じです。でも、むーたんがいない生活はものすごく寂しいとわかりきっているし、猛烈に落ち込むであろう私のことを心配して、「今のうちに新しいわんこを迎えたほうがいいんじゃないの?」とパパは言います。
確かに、むーたんがクーピーちゃんになってから子犬を迎えて環境をガラリと変えるのは、むーたんのストレスが大きすぎる気がします。新しい子犬を迎えるのなら、今が最後のチャンスなのかもしれません。
次お迎えする子は保護団体から
私はむーたんに出会えたことには感謝しかありませんが、何も考えずにペットショップで子犬を迎えたという一点において、自分の行動を悔いています。だから次に迎える子は、犬でも猫でも絶対に保護団体から迎えたいという強い気持ちがありました。「日本から殺処分がなくなって欲しい。そのためにできることをしたい。」と願っているのに、自分の迎えた子がペットショップ出身ということに対して、なんともやりきれない思いがあったのです。
保護された子犬、もしくは子猫を迎えることで動物に優しい世界に貢献できるなら、すぐにでも二匹目をお迎えしたいと考えていました。
むーたんとの相性も確かめられる
多頭飼育をする場合、犬同士の相性が良ければ、家族みんな幸せで楽しい生活が送れるでしょう。でも、もし相性が悪かったら最悪です。
実家のこうちゃんは大の犬嫌いで、他の犬と一緒に住むなんてとてもできる子ではありませんでした。しかし、いろいろな事情から、一時的に他の犬と同居したことがあったのです。その時、かわいそうなこうちゃんは鬱状態になってしまい、自分の手を噛むなどの自傷行為をするようになってしまいました。
(※『私がむーたんの「ママ」にならないわけ』参照)
この一件で多頭飼育の難しさが身に染みていた私は、むーたんとの相性を確かめることなく子犬を迎えるなんて、絶対にできないと思いました。でも保護団体から迎えるなら、トライアル期間中に犬同士の相性を確かめることができます。そうした意味でも、次迎える子は保護団体から迎えたいと考えるようになりました。
私がむーたんの「ママ」にならないわけ子犬を迎えることへの不安
保護団体から子犬を迎えることにずっと前向きだった私ですが、最近その気持ちが薄れてきました。もちろん、むーたんがいない未来は不安です。むーたんがいなくなる時、他の子がそばにいてくれたらどんなに心強いでしょう。動物に優しい世界に貢献したいという気持ちが薄れたこともありません。
だけど・・・
もう一匹迎えてしまったら、むーたんと二人っきりの時間がなくなってしまいます。
おんまる君で大はしゃぎするむーたんと遊ぶ時間も
一緒にベッドでゴロンゴロンしながら日向ぼっこする時間も
ふたりでドライヤーでぬくぬくする時間も
自由に歩き回るむーたんを追いかけてウロウロするお散歩時間も
もしかしたら全てなくなってしまうかもしれません。
未来が不安という理由で、むーたんの幸せな今を変えてしまうことに、どうにも抵抗を感じます。どんなに相性がいい子をお迎えしたとしても、私とパパのことが大好きなむーたんにとって、子犬のいる暮らしが今以上に幸せなものになるとはどうしても思えないのです。
私の悩みは続く
他にもいろいろなことを考えて、今の私は子犬を迎えたい気持ちが3割くらい(いや、2割かも…)です。でも、この先子供ができたりしたらまた環境も考え方も大きく変わるだろうし、子犬を迎えるなら早く迎えた方がいいよね、という思いもあるし、もう完全に迷路です。とりあえず文章にしてみたら頭の中を整理できるかな?とか思ってブログに書いてみましたが、特に解決する気配はありません(^^;
わたしの悩みはまだまだ続きそうですが、どのような選択をするににしても、大好きなむーたんには幸せで幸せで、どうしようもなく幸せな一生を過ごして欲しいと思います。