お留守番のあとのくっつきむし

私がまだ会社勤めをしていた頃、お家に帰るとむーたんはどこまでも私を追いかけてきて、隙あらば遊んでもらおうと必死でした。でも、私がずっとお家にいるようになってからはすっかり落ち着いて、私から少し離れてゴロゴロひなたぼっこをしたり、お膝の上で眠ったりするようになりました。

このことは「むーたんがおかえりをしてくれなくなった理由」に詳しく書いてありますので、よかったら読んでみてください^^

 

 

 

 

しかし、ずっと私がお家にいることに慣れてしまったせいで、むーたんは長時間のお留守番が昔よりも苦手になりました。特にお日さまが出ていない雨の日や、暗くなってから私が長時間不在にすると、まるで不安を埋めるかのように、帰宅後ぴっとりくっついてくるようになったのです。

 

 

 

 

普段のむーたんなら、おかえりの挨拶をして私が服を着替えている間、ごほうびのごはんをもらうためにキッチンで待機しています。私がのんびりしてると、体当たりしてきて、早くごはんを出すように急かします。

でも、先日むーたんパパと飲み歩きをして、私の帰りが遅くなった時は違いました。

私たちが帰宅すると、むーたんは少し怒ったように、激しめのおかえりの挨拶をしてくれたのですが、その後は私のおひざにぴったりくっついて離れなくなってしまったのです。ごはんを急かしてくるようなこともなく、ただじーっと私のおひざでうずくまっていました。

むーたんをなでなでしたかったのに、全然自分のところに来てもらえなかったパパは、「むーたん、まんまいる?」とちょっかいを出しますが、「まんま」という魔法の言葉を使っても、むーたんは私にくっついたまま微動だにしません。

あまりにも離れないので具合が悪いのかと心配したのですが、どうも寂しかっただけの様子。むーたんに来てもらえなくて、ふてくされたパパは「お前が過保護すぎるんだ!」と言っていました(^^;

 

 

 

 

20分くらいくっついていると落ち着いてきたので、むーたんを膝からおろし、ごはんの準備をします。しかし、ごはんを食べ終わると再びぴっとり。結局この日は寝る時までくっつき虫でした。

 

 

 

 

 

先日、私が日帰りで岡山に帰省した時も、むーたんには長い時間、お留守番をしてもらうことになりました。

私の妹は今ふたごを身ごもっていて、体調の優れない状態が続いています。内臓が圧迫されて思うように食事もとれず、気分転換をしたくてもどこにも行けずで、精神的にかなりきつそうだったので、妹のいる岡山に、ケーキを持ってお見舞いに行きました。

妹は私の来訪をとても喜んでくれました。私もおしゃべりしているだけで楽しくて、あっという間に帰る時間になってしまったのですが、むーたんはその日、ずっと一人で寂しい思いをしていたようです。

 

 

 

むーたんの待つお家に着いたのは、23時ごろでした。おかえりの挨拶は先日と同様、かなり激しめです。

普段、私がソファでお肌のお手入れをする間、むーたんは私のすぐ近くで待っていてくれます。お手入れ中、わりと腕を動かすので、お膝の上は居心地が悪いのでしょう。でも、この日はどんなにガタガタ揺れようと、どんなに居心地が悪かろうと、私のお膝の上にすっぽりはまって、絶対に動こうとしませんでした。

 

 

 

 

じーっと私のおひざの上から動かないむーたんを見ていると、寂しい思いをさせて申し訳ないと思う一方で、「ちょっと離れただけなのに…。もう、本当に可愛いんだから><」とキュンキュンさせられます。

それでつい、ギューッと♡むぎゅぎゅーっと♡♡してしまうのです。むーたんもいっぱいなでなでされて、いっぱい抱っこされると、落ち着くみたい…。

これからもできるだけお家を空けないように、色々調整してあげなくちゃ、と改めて思ったのでした。