我が家では仕事をするとき、食事用のダイニングテーブルを作業スペースとして使っています。
日中は私とパパが向き合って座り、お互いそれぞれの仕事をしている感じなのですが、実はここにはちゃんとむーたんが座る場所もあるんです。
ほら、こんな感じ✨
仕事をしている途中、視界の端に小さなもこもこがいることは、私とパパにとってこの上ない癒しなのでした。
最近お気に入りスポットの一つになったこの場所で、今日もむーたんは気持ちよさそうに眠っていました。
でもむーたんは気まぐれです。ここに飽きたら湯たんぽにくっついて眠ることもありますし、ベッドの方に移動することもあります。
しばらく椅子の上ですやすやしていたむーたんですが、今日はおひざの上が気分だったようです。突然もぞもぞ起きてきて、まぁるいおめめをパチパチ。
おひざにのせて、と訴えてきます。
「しょうがないな、こっちおいで〜♡」
私がむーたんを抱き上げようと手を伸ばすと、突然パパが憤慨し始めました。
「こら、むーたん!ここにいなさい!!」
え、なんで?(・_・;
むーたんもちょっとびっくりです。
「そうやって甘えるな!!お姉ちゃんは今仕事中なんだ!ちゃんとここに座れ!」
一体なんだというのでしょう。
今までもしょっちゅうむーたんをおひざに乗せて仕事をしていましたし、それで特に支障はありませんでした。
まぁ足が痺れることはありましたが…。
「私は別に平気だよ、むーたん寂しくなっちゃったんだよ。」
むーたんの代わりに説明しても、パパは聞く耳を持ちません。
「だめだ!むーたんはちゃんとここに座るんだ!」
「みんなお仕事してるんだから、むーたんもちゃんと仕事しなさい!」
・・・ん?
「パパもお仕事頑張ってるんだから、むーたんもパパを癒すお仕事がんばりなさい!」
「こら!聞いているのか!!だめだ、そっちへ行くな!」
「おい、俺を置いていくな…」
ってお前がさみしんかーい(笑)
むーたんもむーたんで一度決めたことは絶対に曲げないので、ワーワー騒ぐパパのことを知らんぷりしておひざの上にやってきました。
何事もなかったかのようにすーぴーすーぴー寝ています。
さみしんぼパパは一人さみしくパソコンに向かっています。
むーたんがパパのところに行きたいって騒ぐときは無視するくせに、むーたんがいなくなると寂しくなるんだから…。
全く困ったひとたちです。
やがてお昼ごはんの時間がやってきたので、私はお昼の準備のためにキッチンへ。
おひざでねむねむしていたむーたんを、パパのもとに連れて行きます。
やっとむーたんに触ることができたパパは、腕の痺れに耐えながら、むーたんをおひざにのせてお仕事をがんばったのでした♡