幸せな朝

いつもお願いしていたネイリストさんが産休に入ってしまったので、最近セルフネイルを始めた私。むーたんは私が他のことに熱中しているとすぐヤキモチを焼くので、昨夜も私がネイルをしている間ずっと怒ってました。

直前まで遊んでたのに納得いかないらしく、私の足元でむーむーピーピー言い続けます。

でも乾くまではかまってあげられないんだよ…

ごめんね(^^;

 

 

 

新しいパーツを使いたくて、いろいろ試してたらつい夜更かししてしまいました。

パパはとっくに寝ています。ふてくされたむーたんも、パパにくっついて眠っていましたが、私が寝る準備を始めたらのそのそこっちにやってきました。

寂しかったみたいで、たくさんスリスリわしゃわしゃしてあげたら、とっても嬉しそうでした。

 

 

 

寝る準備ができたら、おひざにいるむーたんを抱えてベッドに移動します。

かなり夜が更けていたので、私もすごく眠たくって、お布団に入るとすぐに寝落ちてしまいました。

 

 

 

 

 

朝、私はインターホンの音で目が覚めました。

ネットで頼んでいた荷物が届いたようです。

パパはぎっくり腰を言い訳に、ベッドから出ようとしません。

そもそも起きる気配すらありません。

仕方なく私は重い体を引きずって、荷物を受け取りに行きました。

 

 

外はすっかり明るくなっていたけど、昨日夜更かししたからまだまだ眠い…。

それで私はベッドに戻って二度寝することにしました。

 

 

むーたんは私が起きたので、朝ごはんがもらえると思って大喜びです。

荷物を受け取るついでに、少しごはんをあげたのですが、もっと欲しいらしく、横になった私の顔をペロペロしてきます。

 

 

うにゃー、むりー。

まだ眠いから〜。

 

 

むーたんにペロペロされないように、顔の前で両腕を交差させてガードします。

むーたんも昨日私のせいで夜更かししているので、まだ眠いのでしょう。

腕をガリガリしたり、キューキュー鳴いたりせず、私の腕にくっついた状態でおとなしくなりました。

 

 

眠い、、眠い、、、眠い、、、、

今にも意識が飛びそうです。

寝落ちそうになった瞬間、私はむーたんの小さな鼻息が頬にかかるのを感じました。

 

 

・・・。

うぅ、、眠すぎて目を開けられないよ〜。

でもむーたん何してるんだろう???

 

 

 

 

 

 

 

 

錆びついたように動かないまぶたを必死に開くと、目の前にむーたんのお鼻がありました。

 

交差している私の腕の隙間に鼻先をつっこんだまま、むーたんも眠りにつこうとしていたのでした。

・・・近すぎじゃない?笑

 

 

思っていた以上にむーたんの顔が近くて、私は吹き出しそうになりました。

そして、「こんなに可愛いむーたんの様子が見れて、さっき眠気に負けずに目を開けてよかったな。」とも思いました。

 

 

 

ガードを解いてお布団を持ち上げたら、むーたんはいそいそとお布団の中に入ってきました。

私のお腹にぴったりくっついてきたむーたんをぎゅーっとしたまま、私たちは再び眠りに落ちたのでした。