夢見るこころ

むーたんは体が小さいわりに食べることが大好きで、周りの人も目を丸くするほどの食いしん坊です。知らない人は苦手なはずなのに、その人から食べ物を渡されたら喜んでパクリ。雷が鳴るとブルブル震えるくせに、気を紛らわせるためにごはんをあげるとペロリ。

 

 

 

食べることは生きること!私のおばあちゃんも90歳になりますが、お肉料理が大好きで、まだまだ元気いっぱいです。むーたんもたくさん食べて、いっぱい長生きしてよね♡

 

 

 

 

むーたんの朝ごはんはカリカリだけですが、夜ごはんはちょっと豪華に、ウェットフードとカリカリを混ぜたものをあげています。しかも夜はごはんのあとに歯磨きガムもあるので、むーたんにとっては待ち遠しい時間。

むーたんの夜ごはんは、私の夜ごはんの時間に合わせていて、いただきますを一緒にします。でも、むーたんのごはんを用意して、「よし!」と声をかけてから手を洗い、私が自分の食事を食べ始める前に、むーたんのお皿は空になっているんですけどね。

 

 

食べ終わったあとは、口の周りをベットベトにして、目をキラキラさせながら、私の足元でおすわりしてアピールします。食後の歯磨きガムを待っているのです。

私は自分のごはんに手をつけるよりも先に、歯磨きガムを取りに行きます。猛ダッシュで付いてくるむーたん。それからいつものソファーの上に駆け上がり、きゃあきゃあ言いながら歯磨きガムをもらえるのを待ちます。

「おすわり!」と言うとおすわりしていい子で待機。たまにフライングするけど、ちゃんとマテだってできます^^

 

 

 

クッションの上で歯磨きガムをはぐはぐ食べるむーたんを眺めながら席について、私もやっと自分のごはんにありつけます。しばらくして歯磨きガムを食べ終わったむーたんは、もう一度ごはん皿のあるキッチンへ。

お皿についているウェットフードをキレイに舐めとるためです。必死に舐めるのでお皿がカタカタと鳴ります。お皿をキレイにしたら、隣に置いてある水のお皿に顔を突っ込むむーたん。お鼻が低いせいで、お水を飲むといつもお顔がビッチャビチャです(^^;

 

 

ぼたぼた水滴を垂らしながら私の足元にやってくるので抱っこしてあげると、むーたんは私の食べているごはんを少しクンクンしてから、お膝の上で丸くなって眠ります。でも、しばらくすると思い立ったように起き上がり、床に降ろしてあげると、再びキッチンの方へのたのた歩いていきます。

もう一度お皿の中身を改めるむーたん。

さっきピカピカになるまで舐めたので、もう何も残っていないのですが、それでも何か残っているかもしれないという希望を胸にお皿の中をのぞきます。

 

やっぱりなにもありません。

諦めてお水を飲み、もう一度私の膝の上へ。

それでもやっぱり諦めきれず、再びお皿の様子を確認しにいきます。毎日毎日何回も確認して、ごはんがなくなっていることはわかっているはずなのに、むーたんが期待を捨てることはありません。

 

 

食欲があるのはいいことだけど、食べ過ぎて太ると体に良くないからね。ごはんはもうあげられないけど、お姉ちゃんのごはんが終わったら、たくさん遊んであげるよ♡