わたしの可愛いお茶ともだち

私はお茶が大好きです。大学生の時も社会人になってからも、ほぼ毎日のように喫茶店でお茶していました(カフェよりは喫茶店派)。今日はそんな私の可愛いお茶ともだちをご紹介したいと思います。

我が家の食事事情

我が家には朝ごはんを食べるという習慣がありませんでした。しかし、規則正しい生活をするため、少し前から朝ごはんを食べることに。パパは洋食、私は白いごはんがよかったので、食事の内容はバラバラです。パパはフルーツグラノーラやパン、私は極上のお茶漬けを朝ごはんとする生活が始まりました。極上のお茶漬けとは、徹底的に素材にこだわった美味しすぎるお茶漬けのことです!!

極上の朝ごはん

ここから先はいかに美味しいお茶漬けを作るかということがツラツラ書いてあります。本編とはあまり関係ない内容なので、興味がない方は「モンスターと化したパパ」まで読み飛ばしてください◎

厳選した美味しいお米

私はお米が大好きで、子供の頃から「もし明日死ぬとしたら美味しいお茶漬けを食べる!」と思い続けているくらいごはんが大好きです。美味しいごはんを食べるために色々試行錯誤した結果、極上のごはんに出会うことができました。

まずお米ですが、色々食べ比べしてみた結果、お気に入りを見つけました!定期購入しているのは、美味しいと言われる南魚沼産のコシヒカリの中でも、農薬や化学肥料を一切使っていない、香りと甘味が強い「ぼたんゆき」という品種。冷めてもすっごく美味しいのでおにぎりにもおすすめです✨
他にも、山形県の認定生産者の中から選ばれたつや姫名人10名が作った名人会米のつや姫や、米谷彦太郎のいちほまれも美味しいですよ♡

土鍋で炊くとさらに美味しい

我が家ではお米を炊くとき土鍋を使います。土鍋で炊くだけで料亭で出てくるような美味しいお米が食べられるし、思っていたよりも使い方がめんどくさくなかったです。お米が好きな人には断然土鍋をおすすめします!ちなみに私が愛用している土鍋がこちら。

通常の土鍋は使い慣れるまで火加減が難しいそうですが、この「かまどさん」は書いてある通りに使えば失敗しません◎金額はちょっぴりお高めですが、初めて土鍋を買う方にはとってもおすすめです。

お茶漬けのおともは京都の漬物

私は岡山出身なのですが、デパートには必ず漬物屋さんがあって、実家の食卓にはいつも京都の漬物が並んでいました。今はなんでもネット購入ができるので、美味しい漬物を京都からお取り寄せしています◎京都にも色々な漬物屋さんがありますが、断然西利がおすすめ大安も美味しいです。土井志ば漬本舗は店名に「しば漬け」とついているくせに、しば漬けが全然おいしくないのでリピートする気になりませんでした。

そして美味しいお茶に出会う

母は緑茶があまり好きではなく、実家ではいつもほうじ茶と玄米茶が出てきました。そのため、私も緑茶を飲む習慣はなかったのですが、先日おみやげでかりがね茶(高級な緑茶の茎で作ったお茶)を戴いたので、試しに飲んでみたのです。爽やかな香りと強い甘味、ほのかに渋みがあって、お茶漬けにするにうってつけのお茶でした。

普段、何気なく食べていたフジッコのしそ昆布が、そのお茶でお茶漬けをすると途端に高級な味に様変わり!感動的な美味しさなのでした。

モンスターと化したパパ

食べたがり怪獣現る

パパとお茶漬けの美味しさを分かち合えるとは最初から思っていなかったので、私は仲のいい妹に感動をシェアすることにしました。しかし、そのやりとりを聞いたパパが「何それ!そんな美味しいなら俺も食べたい!!」と言い出しました。パパは人が美味しそうに食べているものが欲しくなる、食べたがり怪獣なのです。

「じゃあ明日の朝は一緒にお茶漬け食べる?」と聞くと、パパは元気よく「うん!!」と返事をしました。

破壊神現る

翌朝、私は極上のお茶漬けを二人分準備しました。パパも食べるということだったので、ごはんのお供も少し奮発していつもよりたくさん並べました。パパはホワホワいい香りのするお茶碗に手を伸ばすと、まず軽くサラサラ食べてみるのかと思いきや・・・

 

 

 

なんとそのままお箸で大量のフジッコのしそ昆布を掴み、いきなりお茶碗の中にどばどばっと入れました。

一口食べる前からお茶碗の中は昆布の色で真っ黒け。もはやダークマターのようです。お茶漬けの楽しみ方は人それぞれですが、まず美味しいお茶の香りを楽しんで欲しかった私としては、開いた口が塞がらないほどの衝撃でした。

「それ、お茶の味とか香りとかわかるの?」

パパは「うん、わかるよ。美味しいよ。」と答えました。

でも半分も食べないうちに「これ、いる?(´・ω・`)」と言ってきました。

いや、いらないよーーーΣ( ̄ロ ̄lll)

私も朝からそんなに量は食べられないし、何より真っ黒になったお茶漬けなんて欲しくありません。パパからの申し出は丁重にお断りしました。

食いしん坊モンスター現る

やっぱりパパは朝からごはんを食べるのは厳しかったようです。ただ、私に拒否されたのでがんばって自分で全部食べました。でもその後不満そうな顔をしていたので、「シリアルも食べる?」と尋ねると、目を輝かせて「食べる!」と答えました。結局、パパはお茶漬けを一杯食べたあと、さらに山盛りのシリアルを美味しい美味しいと言いながら食べていました。

私の可愛すぎるお茶ともだち

全然分かり合えなかった私たち

こういう結果になるのはなんとなく予想できていたので、そもそも私は最初からこのお茶漬けの美味しさをパパと分かち合う気はありませんでした。ひとりで作り上げた幸せな世界の中で、極上の美味しさを堪能できて満足していたのです。それなのに、こんな結果になってしまって、なんだか大切な世界を土足で踏み荒らされた気分でした。

まさかのむーたんが・・・

ガッカリしながら食器を片付けていた私は、キッチンに置いてあるむーたんの水飲み皿が空になっているのに気付きました。ちょうど作っておいたトウモロコシ茶が冷えていたので、冷蔵庫から出して注いであげると・・・

 

 

 

 

テテテッとやってきたむーたん、ものすごい勢いでトウモロコシ茶を飲み始めるではありませんか!!

(トウモロコシ茶はノンカフェインなのでむーたんも安全に飲めます◎)

どうやら香ばしい香りが気に入ったようです。器にたっぷり注いだトウモロコシ茶はあっという間になくなってしまいました。

飲み終わったあと、顔中ビシャビシャにして嬉しそうにこちらを見上るむーたん。

 

 

シェアできるって、、

 

美味しさをシェアできるって、、

 

 

 

幸せーーーーーっ > <。

最後に

パパとお茶漬けの美味しさを分かち合うことはできませんでしたが、まさかのむーたんとトウモロコシ茶の美味しさを分かち合うことができました。美味しいものほどゆっくり味わうことのできないそそっかしいむーたんですが、私にとっては最高のお茶ともだちです♡