むーたんの晩ごはんを手作りするようになって2ヶ月くらい経ちました。外食した日も疲れている日も、ズボラなこの私が、むーたんのごはんだけはきちんと作ってあげています。なぜそんなことができるかというと、それはひとえに入念な下ごしらえのおかげ✨今回は、愛犬の手作りごはんがグッと楽になる下ごしらえの方法についてご紹介したいと思います。
目次
むーたんがいっぱい食べられる手作りごはん
私が手作りごはんをはじめたワケ
むーたんは本当になんでもバリバリ食べるので、私もそんなにフードにこだわりがあるわけではありません。でも、食べることが大好きなむーたんにお腹いっぱい食べてほしくて、水分たっぷり、かさ増し増しのごはんを手作りしてあげることにしたのです。私が手作りごはんを始めることになったきっかけや、手作りごはんの作り方については、こちらの記事で詳しく書いてあるのでよかったら読んでみてください^^
手作りごはん、はじめました🎐たくさん食べられるスープ系に着地
炒め物は見栄えはよくなりますが、油を使うのでカロリーが高くなりやすいですし、水分も飛んでしまうので、食べられる量が少なくなってしまいます。最初は「いろどりが良くないかな?」とか「美味しそうに見えないな。」とか、見栄えを気にしたこともあったのですが、むーたんは見栄えなんかちっとも気にしないでしょう。キレイなごはんを少ししか食べられないより、多少見た目がイマイチでも山ほど食べられる方が嬉しいに決まってます。なのでむーたんのごはんは基本スープ系に落ち着きました。
下ごしらえ&冷凍保存で楽ちん手作りごはん✨
時間があるときに食材を下ごしらえをして冷凍保存しておけば、忙しいときも疲れたときもパパッと作れて便利です◎いろいろ試行錯誤していい感じの方法を見つけたので、ここでご紹介しますね。
お肉やお魚は茹でてから冷凍保存
人間用の食材として使うとき、お肉は調理しないで生のまま冷凍しますよね。むーたんの手作りごはんに慣れていない時、同じ要領で生のままお肉を冷凍したのですが、これは大失敗でした。生のささみを適当な大きさに切って冷蔵保存したのですが、むーたんのごはんに使うのはごく少量ですし、レシピによって必要な量も変わってきます。冷凍してカチカチになったささみを必死に包丁で切って、重さを測って、余った分を元に戻してっていうのを繰り返していると、手もベタベタになりますし、包丁もまな板も一度洗わなくてはいけません。これは本当に大変でした。
愛犬のごはん用にお肉や魚を冷凍保存するときは、先に茹でてしまった方がいいです。きちんと火が通ったら鍋からおろして粗熱をとり、食べやすいよう細かくほぐしていきます。
これは生の秋鮭を茹でてほぐしたもの。ちょびっと味見してみたら、普通に美味しい!むーたんのごはんを作るときは、塩分過多・糖分過多の原因となるので調味料は使いません。でも、素材から旨味がたっぷり出ているので、味付けがなくても十分美味しいんです♪
使える炭水化物はコレ!
愛犬のごはんを作るとき、お米やパスタ、おうどんなどの炭水化物も少量必要になります。(※食材の割合や栄養バランスを崩さない手作りごはんについては、こちらの記事に詳しく載っています。)
参考 シニア犬(老犬)のための手作りごはん、作り方や適正量を獣医師が解説Qooppy炭水化物もいろいろ試してみたのですが、やっぱりむーたんのごはんには少量しか使わないので、必要な量を必要なだけ使えるものがいいですよね。私がよく使うのはショートパスタと白米です。ショートパスタは一個のサイズが小さいので、量の微調整をしやすいですし、むーたんが食べやすいようにわざわざ千切る必要がないのでラクチンです◎
お米は私たちが食べるときに炊いて余ったものを、少量ずつ小分けにしてラップに包んで冷凍保存します。むーたんの一食に使うお米の量は7〜10g。あわせる食材によってごはんの量も変わるので、10gずつに分けて保存しておきます。7gしか使わないときは作る直前にレンジでチンして、余った3gは私のおやつとしていただきます。私からするとおやつにもならないくらい少量なんですけどね(笑)
これが10gの白米の量です。めっちゃちっちゃ!
冷凍保存でも美味しく食べられる野菜
私やパパのごはんも一緒に作るときは、そのとき使う野菜をむーたん用に切り分けて料理します。でも、自分が外食をするときは、下ごしらえして冷凍保存しておいた野菜があるととっても便利◎
野菜の中にも冷凍保存に適したものとそうでないものがあります。実際に色んな野菜で試してみたのですが、冷凍保存をしても味が落ちず、人間のごはんにも使える便利な野菜をご紹介しますね!
- にんじん
- ピーマン
- トマト
- 大根
- きのこ類
にんじんとピーマンは洗ったあとに千切りにし、ジップロックに入れてから冷凍庫へ。使うとき必要な量だけパキポキおって取り出せるのでとっても便利です◎トマトはみじん切りにして冷凍保存するといいでしょう。美味しいトマトなら凍ったものでもシャーベット感覚で食べられます♪スープなどに入れても美味しいでしょう。大根は細切りにしてから冷凍保存しておくとお味噌汁などに使えます。冷凍保存した方が旨味成分がアップするきのこ類は食物繊維が多いので、むーたんにあげるときは本当に少量をみじん切りにしてあげてます。
レタスは炒め物に使うなら冷凍保存してもいいかもしれませんね。きゅうり、れんこん、キャベツは冷凍するとかなり食感が悪くなるのであまりおすすめしません。我が家でよく使う野菜はこんな感じですが、他にも冷凍保存に向いている野菜はあると思うので、ぜひ皆さんもいろいろ試してみてください^^
よく使うスープ
お味噌汁を作るときのかつおだしや、お鍋をするときの昆布だしなどはむーたんごはんにもそのまま使えます。(※ほんだしや茅乃舎だしのような市販の出汁には、塩や砂糖などの調味料が入っているので愛犬のごはんには不向きです。)
魚やお肉を下ごしらえするときにできた茹で汁は捨てずにとっておきましょう。極上のスープになります。特に鶏肉の茹で汁は甘味があって美味しいので、塩で味を整えれば人間用のスープとしても◎。我が家では鶏肉の茹で汁余ったら、卵やワカメを入れて中華スープにすることもあります。
手作りごはんを作ってみます!
最短の手順
下ごしらえさえ済んでいれば、むーたんのごはんを作るのはとっても簡単です。
- 食材の重さをはかって必要な分だけ取り出しておく。
- 食材をちぎったり切ったりして食べやすい大きさに。
- スープに入れて煮込んで完成✨
この写真は秋鮭とお豆腐のトマトリゾットです。たくさん食べられるようにカロリーの低いお豆腐も混ぜることでかさ増ししました。秋鮭とトマトとお米は冷凍保存していたので、実際にその場で調理したのはお豆腐だけなんです◎10分くらいで作れました。
いい食べっぷり♡
むーたんは自分のごはんがどれなのか、ちゃんとわかっているようです。パパや私のごはんを作っているときは大人しく待っているのに、私がむーたんのごはんを作ろうとするとソワソワ。できあがると足元でぴよぴよ始まります。熱いままだと火傷するので、さめてからね。
はい、どーぞ♡
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むーたんはカリカリも手作りごはんも大好きなので、食べっぷりはいつも通りいいです。でも、手作りごはんは量をたくさん食べられるので、最近ごはんの後はいつもお腹がぽんぽこりん。抱き上げると結構ずっしりします(笑)
最後に
愛犬のための手作りごはんは、下ごしらえをしておけばサクッと作ることができます◎ただ、栄養バランスを崩さないように作ろうと思ったら、レシピの組み立てに結構時間がかかるんですよね。なので事前にカロリー計算などをして、必要な材料やカロリーなどをノートなどにまとめておくといいと思います。レシピが増えてきたらローテーションで回していくといいですよ♪