首都圏を直撃した台風15号。
凄まじい威力だという報道を受けて、私たちは夕方ごろからお家の中に引きこもり、台風に備えていました。
お家でごはんを食べて、テレビを見ていたら、あっという間に24時に。
真っ先にねむねむさんになったむーたんを追いかけて、私たちも寝る準備をはじめました。
歯磨きが終わってベッドに横になったとき、そこまで風の音は気にならなかったので、「思っていたほどではないのかな?」なんて考えながら眠りにつきました。
しかし明け方、眠っていた私は異変を察知します。
かけていた布団の上から、ととととっ、ととととととっという振動が伝わっってくるのです。
なんだろう?と思って目を覚ますと、ベッドの脇にあるベランダのガラス戸がものすごい音を立てて揺れていました。
ガタガタと窓が揺れ、ときおりガタンッ!と大きな音がします。
その音に怯えたむーたんが、私の体の上を行ったり来たりしているのでした。
「むーたん、こっちおいで。ここは大丈夫なんだよ。」
私も少し不安に思うくらい、大きな風の音がします。
現状がわかっていないむーたんからすると、とてもとても怖かったでしょう。
ひとりで不安と戦いながら、私の上を行ったり来たりしていたむーたんのことを思うと、なんだかかわいそうになりました。
風の音を消すことはできませんが、少しでも安心させてあげたくて優しい声で呼びかけると、むーたんはもぞもぞ私の顔の方に歩いてきました。そして、いつものように私の顔にぴったりくっついて丸くなりました。
むーたんをなでなでしながら私も再び眠りにつこうとウトウトしていたのですが・・・
ガタンッ!
大きな音がしてむーたんが飛び起きます。
そして私の体の上を行ったり来たり。
これは確かにちょっと怖いかも・・・。
「むーたん、ちょっと怖いよね。でも大丈夫だから、こっちにおいで。」
もう一度むーたんに声をかけると、今度は私とパパの間に丸くなりました。
うん、そのほうが安心できるかもね。
大丈夫だから、ゆっくりおやすみ。
ガタガタガタガタ・・・
ガタガタガタガタ・・・
ガタンッ!
パッと飛び起きるむーたん。
「パパ → むーたん → 私 →ベランダ」の順で寝ていたので、私の顔を念入りに踏みしめてからベランダへ近づき様子を伺います。そしてなぜか飛び起きた後は私の体の上を行ったり来たり。
・・・ってなんでだよっ!Σ(゚口゚; 笑
普段怖いことがあったらパパにくっつくのに、なぜか昨日は私のターン。
しかもただ踏むんじゃなくて、念入りなふみふみ。
くっついて、飛び起きて、ふみふみして、くっついて、飛び起きて、ふみふみして・・・。
この状態がしばらく続いたため、昨日はあまりちゃんと寝れませんでした(^^;
寝不足で疲れ切ったむーたんと、寝不足で風邪をこじらせてしまった私。
今日は二人仲良く、早めに寝ようと思います。